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「メジャーか?インディーズか?」

「ブレードランナー」なんか観たせいか、やけにSFづいてまして、同じディック原作の「トータルリコール」のリメイク版を観たんですが…
とにかくつまらない!
「トータルリコール」と言えば、「鼻からチュッパチャップス大の発信機を取り出してなんやかんやあった挙句、目が飛び出そうになったけど引っ込んだ!」というオモシロシュワルツェネッガー映画でしたが、今回はブレードランナーの正統進化とも言うべきシリアス寄りで、映像は凄いんですが、無意味なアクション頼りのうすっぺらい仕上がりでした…
面白かったのはピアノの前で自分と対峙するコリン・ファレルのホログラム顔だけでした(なんであんなに「伝染るんです」の今日の昼はスパゲティーにしよう顔なんでしょうか)。
いい加減、床に落とした銃を拾い合うようなアクションがもう面白くないって気付きませんかね?
自分もちょっと前までは、画面に向かって鉄の破片が飛んで来るだけのマイケル・ベイ映画みたいなのに喜んでたんですが、最近はストーリーを楽しみたいと思うようになってきました。

そんな「トータルリコール」を観た後だったので、スカーレット・ヨハンソンの「アンダー・ザ・スキン」は衝撃でした。
「宇宙人らしきヨハンソンがバンに乗って街中を走り回り、手当たり次第に声をかけて引っ掛けた男を家に連れ込んで皮を剥ぐ!」という物語が、やたらと耳に残る音楽に乗せて淡々と進むんですが、とにかく描写がリアルで恐ろしかったです。説明不足なところも多いいんですが、せわしない詰め込み演出ではなく、たっぷりと間を持たせて、観る人それぞれの解釈を引き出す演出は、「考える間も与えずにアクションさえ詰め込んどけばヨシ!」みたいなハリウッド路線とは逆で、こういうのが観たかったんだよ俺は!!(「種の捕食」って、相変わらずセンスのない「暗闇にドッキリ!」みたいな邦題は余計でしたが…)
思えば「ブレードランナー」も説明不足から来る脳内補足がリアルさを助長していたのかもしれません。
この「アンダー・ザ・スキン」が「凄く面白いか?誰にでもお薦めできるか?」と問われると自信はないんですが、「トータルリコール」のリメイクなんか観て無駄な時間を過ごすなら、自分はこっちを観ます!
まあ、テーマパーク気分を味わいたいならハリウッドのメジャー系!一味違う映画を観たいなら単館のインディーズ系!ということで、そもそも比べるのは間違いなんでしょうけど…
とにかく新年早々、自分の中のハリウッド寿命は突然終わりを迎えたのでした。
ところで、PS4やらXBOXONEのゲームもリメイクばっかりなんですが、最新ハードでやる意味あるんでしょうかね?
ゲームにもメジャーとインディーズの対立の波が訪れているようですが、これについても自分は思うところがあります…
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「マイクロソフトは電気未年に夢を見られるか?」

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とうとう2015年という、一昔前だったら空飛ぶ車に乗って光線銃をぶっ放すようなSFの年代に突入してしまいました。
そんな2015年を迎えましたが、昨年末からの忙しさでゲーム開発は何も進んでいません。「あけましておめでとうございます」を言う気力もないのですが今年は未年。羊といえば「ブレードランナー」ということで、今更ながら新年早々「ブレードランナー」をあらためて観ました。
公開からかなりの年数を経た作品なので、さすがにどうかと思ったのですが、そのおもしろさは全く色あせていませんでした。なんというか、完成度が高すぎるんですよね。未来の街の描写、無駄のないセリフ、魅力的なキャラクター…
全ての要素がこれ以上ないほど融合しています。昨今の小奇麗なSF映画に比べて、いちいち生活感を感じるのが良いです。

いや、今のSF映画の映像の完成度は恐ろしく高いんですが、なんちゅうかリアルさをかもし出すための「汚し」の隠し味が足りないんですよね。こ汚い未来の街をこれでもかという完成度の高いCGで見せられても、なんか綺麗に見えちゃってリアリティが皆無なんです。ウェザリングのないガンプラみたいなモンです。
「ブレードランナー」では、冒頭のブライアント所長が居る部屋(小屋?)の天井から床にパンする途中、天井にこ汚いゴミや紙クズがいっぱい溜まっていて、一瞬でこの空間にリアリティを感じます。
リオンと戦った後、レイチェルに助けられて部屋に戻ってきたデッカードが飲む酒の中に滲む血。
デッカードに射殺された後、ベロを出して絶命するプリス(死に際の痙攣がまたリアルで嫌です…)。
レイチェルとの強引なラブシーン(最近、「壁ドン」などと言われていますが、実はコレが元祖なんじゃないか?)。
鬼ごっこを楽しむかのようにデッカードが逃げるまでカウントする途中、プリスを失った悲しみに言葉を詰まらせるロイ…
オリオン座の近くで燃え尽きた宇宙船…
俺の観てきた「ブレードランナー」をお前にも見せてやりたい!
とにかく、この映画の中の世界は納得のリアリティで満ち溢れています。
ビル一面に映し出される強力わかもとの芸者ガールも、プロジェクションマッピングの先駆けでしょうか。一見、笑えるんですけど怖いです。
雑踏のシーンでは「オイ、アレ見ろよ!誰かヘンなもの落としてったぜ!」という声が延々流れてるのもテクノチックで好きです。
こんなに未来世紀だってのに、まだアナログ盤でチェスをやってるのも良いです。製作年代が古いので、劇中に出てくるモニターもアナログで丸っこいブラウン管なんですが、これが逆に未来っぽく見えます。

色々なバージョンがあるんですが、自分としては巷では不評のナレーションが入ってるバージョンも好きですね。
デッカードが新聞を見て「殺し屋の求人はないな…」とか、ガフに対して「本当は何を言ってるか分かるけど、こんなヤツと口を聞きたくない…」なんて、「ああ、このシーンはそういうことなのか!」と、昨今のDVD特典の解説だと思えば良いんじゃないでしょうか。
今回観たのはブルーレイの「ファイナルカットエディション」なんですが、当時は違和感を感じたユニコーンの描写も、今観ると自然に入ってきます。
森を疾走するユニコーンのスーパースロー…それにしても美しいシーンです。
でも、一番好きなシーンは「起きろ、死ぬ時だ」と言って、リオンがデッカードの目を突こうとした時にレイチェルに頭を撃ち抜かれて絶命する時に発する「ウッッッ!!」ですかね。
この「ウッッッ!!」は、リオンが言ったのか?デッカードが言ったのか?何度観ても未だに分かりません。
「2つで十分ですよ!」と同じく、誰か解明してる人はいないんですかね?
しかし、目を突いて殺そうなんて恐ろしいことを考えるもんです。
「2つで十分ですよ!」はうどんのことではないことは解明されているので、説明しなくても2つで十分ですね。

ラスト、ロイに捕まったデッカードが指を1本づつ折られるシーンがあるんですが、この時「ゾーラの恨み」と「プリスの恨み」は果たしているんですが、「リオンの恨み」はいいのか?と思っちゃいました。
ビルの上でロイが力尽き果てた時、バックに「TDK」だの「ATARI」だのの看板があるのも再発見でした。「ATARI」って!!
最後、レイチェルを見逃してくれたガフの温情を、おり紙ひとつで表現するリドリー・スコットに脱帽です!
この先、「ブレードランナー」を超えるSF映画なんて現れるんでしょうかね…
当のリドリー・スコットの「プロメテウス」も「ブレードランナー」には遠く及びません。まあ、意外と好きですけど。

ところで、今回のタイトルの「マイクロソフトは電気未の夢を見るか?」は、「ブレードランナー」には全然関係ないんですが、せっかく「PLARINET」がファミ通に載ったのに、そのタイミングでインディーズが消滅したので、ついでに苦言を呈したいと思います。
「現在は復旧しやした!」とかメールで言われましたが、直ってなかったよ!こっちが質問しなきゃ何もお知らせしないし!
年会費払ってゲームも販売してるんだから、「てへへ、消えちゃいやした!」って、その間、売れなかった分の保障はどうしてくれるんでしょうか?まあ、元々売れてないんですがね。すみませんね。
今までもアカウントを勝手に削除されたり、粘着質にまとわりつかれても何も対策してくれなかったり、年会費払ってるのにメンバーシップが無効になったり、文字化けメールを送りつけて一方的に審査を落としたり、色々な迷惑をかけられましたが、最後の最後にインディーズを消すという暴挙に出るとは驚きました。
日本上陸に失敗するのもうなづけます。
「初代と360の2つで十分ですよ!」
プロフィール

M2O

Author:M2O
かつてない新しいゲームを作り続けます。XBOX360にて「一>◇」と「一PLARINET一」をリリース中。ただ今、iphone用の第三弾ゲームを開発中!

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